僕が思う「仕事ができる人」に必ず共通しているスキル[コンサル転職も役立つ]

仕事

「仕事ができる人」に共通するのは圧倒的な「想像力」

こんにちわ!トリ頭です!

みなさん、仕事できる人になりたいですよね!僕だってそうです!

そこで、これまで社会人数年を経て自分の中でも明確になってきた「仕事ができる」ことって結局のところ何だろうか?ということです。

そこでこれまで僕が経験を通じて「仕事ができる人」とは、、、

具体例でいうと
・作業をしててもオペレーターではなくビジネスモデルや目的など事業の深いところまで考えている
・色々なリスクを考えて、事前に策を講じている
・コミュ力が高い。打ち合わせで人を不快にさせない。敵を作らない。
・手段を目的化せず、常に業務の目的から逆算して柔軟に手段を考えている
・打ち手ドリブンではなく課題ドリブン
 →打ち手はただの選択肢の一つに過ぎないと言う姿勢
・会議を仕切ってくれる

とかなんですが、要はこれって「想像力が高い」に尽きるんだろうなと思うわけです。

例えば、

・この業務をこのまま進めるとこうなるだろうな・・・
・このまま上司に報告するとこういうツッコミを受けるな・・・
・上司/お客様が知りたいのは本質的にはこの部分だろうな・・・
・こういう説明の仕方をすると目の前のこの人は不快に思うだろうな・・・
・目の前のお客様はこの説明を受けた時にこういう懸念が浮かぶだろうな・・・

こういうことを事前にあらゆるパターンを考えることが「仕事ができる」ということなんだろうな、と最近つくづく思うのです。

これって自分のことや他者(上司やお客様)の状況や心境を想像できる力に秀でていることだと思います。
この想像力が無い人は総じて仕事ができないと言っていいと思います。
この想像力が無いと客先でクライアントを口説けず営業ができません。
また、企画提案をしても同様なので企画がスムーズに進行しません。

また、社内でも上司や同僚が求めていることを的確に捉えられない、業務の本質的な部分を捉えず話を展開してしまうとそれは評価に繋がりません。

具体例で示す「仕事ができない人」とは??

逆に仕事ができないなーと思う人が多くいます。

後輩で同じミスを繰り返す人、上司への報告内容が瑣末な内容が多い、手段が目的化しているなどなどあります。こういう後輩の相談に乗ることがあって、改めて仕事ができない人に足りないことって何かなーと自戒を込めて考えると「想像力」だなと思い至りました。

例えば小さな話ですが業務で何かを取りまとめる時、Googleスプレッドシートに記入依頼をした場合、どこにどういうルールで記載するかのガイド的な言葉を併せて記入しておけば迷うことがありません。それを表組みと関数だけ取り敢えず作ってメンバーにぶん投げる人とかがいます。
そうすると案の定、回答内容の粒度がバラバラだったり、質問が飛んできます。その度にホスピタリティ足りないなーと思うんですが、これも想像力の無さが故です。

想像力とは言い換えるとホスピタリティです

他にも取引先と仕事を進める中でしょっちゅうトラブルに見舞われる人がいます。
納期の問題や条件の認識違い、はたまた言った言わない論争など特定の人に限って取引先が変わっても同じトラブルに遭遇している人っていませんか?
こういう人は打ち合わせ議事録や今後の進め方を言語化せずに進めたり、電話だけで進めたりしていることが殆どです。これもそのPJの想像力や相手へのホスピタリティが欠如しているからだと言えます。

コンサル転職活動を通じて「仕事ができる」の要件を理解

この「想像力」がやっぱ重要だなーと思ったのはコンサル転職を通じて確信になりました。

そう思ったきっかけはコンサル転職(というか中途採用全般だと思うんですが)で面接で評価される点て要はどういう部分なんだろう?と考えている時に、よく地頭の良さとか財務三表ゴリゴリ、モデリングしたスキルとかかなーとか思ってたんですが言語化すると何かと言うと「今すぐ自分のPJに入っても円滑に活躍できるか?」です。

面接官はこの論点を常に意識して候補者を見ているんだそうです。

この活躍はそれぞれの求められる職位(アナリスト・コンサル・シニア・マネージャー以上)で異なるんですが、要はそういうことです。

例えば、コンサルでケース面接ってあるんですがそこで物事を構造化する能力を試されます。これはPJにおけるディスカッションを円滑に進めることができるか?を見ているそうです。
一般的なコンサルワークではPJメンバーでPJテーマの本質に迫るために限られた時間で状況把握→論点整理→仮説構築→手足動かす→検証の一連の流れを行うんですが、一番最初の状況把握の部分で構造化もできないような人はPJでは周囲についていけません。

これを端的に言い表していたのがベイン・アンド・カンパニーのマネージャーが実際に言っていた「議論において、いかに聞き手のCPU処理速度を下げてくれるか?」です。

つまり、構造化もできない、フェルミ推定もできない、論点整理もできない、荒くても仮説構築も自力でできないとその分、上席の人間や先輩が代わりに議論をリードしなくてはなりません。それって周囲からするとストレスなんですよね。
言わなくても自力で導入部分はサクサクと進めて、より本質部分をみんなでディープな議論をしたいわけです。

この能力があるか否かを面接では見極めているんだそうです。

これって要は「他者への想像力」ですよね。

要は想像力を働かせて

あ、このクソほど忙しくて高給取りな人とこの時間を有意義に過ごすためには自分でこの辺まで状況整理して論点これとこれで、自分なりの仮説はこうで今後はこう進めていくのがいいかな?
を事前に自分で考えておいて、おもむろにホワイトボードの前に立ち話を始めフィードバックをもらいながら議論をする。

これ、上司からしたら最高ですよね。

これって別にコンサルじゃなくても事業会社でもそうです。

「相談があります」
「ちょっと時間いいですか?」
「ミーティングセットさせてください」

この辺の綺麗な言葉だけで、何の議論のタタキも用意せずミーティングに挑んでくる人が結構いますが、かなりきついです。
最悪なのはミーティングだけセットしてこちらの発言を待つ受け身スタイルな人です。新卒とかはやりがちです。

荒くてもいいから自分なりのタタキを用意して議論のベースを作って欲しいんですよね。
ちなみにこういうワードを言う人で仕事ができる人は見たことありません。

市場で評価される商品・事業も全ては「想像力」

ここまではどちらかと言うと社内や企業間での日々の業務における仕事っぽい話だったんですが、世の中でヒットしてる商品やビジネスモデルも結局は消費者に対する圧倒的な想像力、洞察がなせる技です。

これを使う人は具体的にどう言う人か?
どう言う暮らしをしててどんなライフスタイルか?
属性はどんな人か?
他の選択肢は何があるのか?

みたいに、徹底的に事前に想像できる人たちが成功しているはずです。
マーケティングでいうペルソナ設定みたいなもんですよね。

てな感じで社内・社外問わず「想像力」は全てを救うという話ですよね。

これは自戒のつもりで記事化しました。

それではこんなところで!

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