[仕事][近況報告]学び多きファーストジョブ その2

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[仕事]コンサル転職後の近況報告 その1

当時のフェーズの最終日まで残り2か月という事態でした。

そこまでに成果物を作成し、クライアントと合意を迎えることを求められるというジョインしたらすぐに締め切り前みたいなそんなノリでした。
当時の僕はインプリ系の知識は浅く、見よう見まねで他のチームの過去の成果物を漁り、分かった風な様子で乗り切る道しか残されていませんでした。

通常であれば、チーム内では僕のクラスは相対的に下位に位置していたので本来は上位の人の指示に従い、手を動かすということが求められる役回りでしたが、
ただ、チームがひどい状況であったためクライアント向けの説明を任され、しまいには手が足りないということで一人でクライアントの部署へ説明へ回り、一人で合意を取り付けるというような惨状でした。

一方で、入社後に即戦力的な期待値を求められ、実際にそのような役回りを担えたことは自分のキャリアのリスタートのタイミングとしては好機ではありましたね。

実際に自分自身のクラス以上の期待値を求められている実感があり、他のPJでは雑用しかできないような環境に比べれば幾分かよかったかなと思います。

しかし、労働時間が予想以上でした。

月間130時時間位の残業を3か月ほど続け、週2徹や休日もオフィスに出社していました。

僕の生活は荒み、家には寝に帰るだけの日々が続き、誰か一人でも倒れればPJが死ぬ、そんな状況でした。

疲労困憊の中、レビューの際に詰められることに体が慣れ、次第に何も感じなくなりました。

むしろ詰められていても今日はなんか優しいなとか感じるくらいに麻痺っていました。

ただ、僕のメンタルはどうかというとぶっ倒れるとか会社に行きたくないとかは特に思わず、
自分の好き嫌いだけではなく仕事だから当然やるよね、という精神でした。

これは僕の性根に染み付いた社畜根性がそうさせるのかなとか丈夫に産んでもらった両親に感謝だな。。とかを考えてました。

こんな人間もいつかはぶっ壊れるんですかね。そういう人の方が意外とぶっ壊れると言いますもんね。

訳も分からず、走り続けて思い至ったのはこんな働き方はクライアントに対して不誠実だなと今にして思います。
例えば、成果物の提出が迫っているからクソ忙しいお客さんを強引に捕まえて、説明したり、直前に会議をねじ込んだり、しまいには座席まで凸撃して横で説明して強引に合意をとるみたいなやり方は、まぁ逆にやられたらひどいもんで、クライアントの善意の上に成り立っている仕事をしているなと痛切に反省しました。

PJに人が足りない、もしくは適切な人材がいないことの皺寄せがクライアントに影響している状況で高い金額を貰うことに対して自己嫌悪に陥りました。

自分は転職してまでやりたかった仕事はこんなことだったのか。。と。

以下にファーストジョブの中で感じたことを備忘を込めてつらつらと残しておきます。

個人の能力の問題とチームとしてのパフォーマンスは切り離しして考えるべき

全てを個人の能力不足に求めるのは簡単ではあり、一面では真実なのですがチームで働いている以上、そこだけに原因を求めては思考停止だと思うのです。
例えば英語が喋れない人に対して激詰めしたところで翌日や翌週から英語が話せるわけもなく、まったく意味がないのです。
同様に、中途に対してコンサルスキルが足りないことを嘆いても、やはり時間が掛かるわけです。
チーム間のメンバーを適材適所で配置するとか、管理職の人員を厚くするとかまぁ人とカネが関わるので難しいところではありますが、組織としての工夫が必要だと感じます。

一方で当事者はスキル不足を言い訳にせず、忙しい中でも日々自己研鑽をしなければいけないわけです。
僕自身も感じましたがやはり継続的に読書とかしないとダメですね。
最近、本読めてないんですが自分の上司とかは忙しい中でも本を読みお勧めしてくれる姿を見て自分の至らなさを痛感します。

自分自身のやりたい仕事や実現したいキャリアを常に問い続けること

激務の中だと目の前の仕事しか見えなくなります。でも、これって超危険です。
数か月たって自分が何ができるようになったのか?ソフトとハードのスキルそれぞれ何が向上して何が身についたのか?、
これを意識的に棚卸していくことが必要だなと思います。特に中途の場合は何か意思があって転職という大きなイベントを超えてきたわけで、
本来持っていた意思を忘れない努力をしないとなーと思うわけです。じゃないと、何も残りません。

ここからはファーストアサイン後の自分自身のスキルへの反省です。
上司によく言われたことです。

お客さんの仕事をこうしていきたい!という強い意思がない。

これはよく言われましたねー。これって結局論点を見極められていないということとそれに対して自分なりの仮説を持っていないということを指摘されてますよね。
五月雨でお客さんの課題は分かった風に語れますが、真なる課題=最大の論点はなんなのか?それを見極める力がまだまだなんだなと感じました。

手段を選ばず現状を理解しろ!

これはas-isの業務について徹底的に調べつくせ!ということを言っています。
自分の中でスプーン一杯分の不明瞭なことを残したままだからクライアントに自信をもって説明が出来ないし、紙も書けないということです。
時期が迫ってきたときに、「手段を選んでる場合じゃないんじゃないの?」と投げかけられてハッとしたことを覚えいてます。
手段選ばなくていいんだ。。。と思いましたね。実際、他のPJでは同業他社の友人に働きかけて情報を取りに行ってるとかもあるみたいです。。

クライアントへの説明の仕方を考えて作業しろ!

これは紙を描いてもその表現の仕方や日本語のレベルでクライアントが真に理解できる内容になっていないことを指摘されました。
スピーカーが誰であれ、自分が説明できるように自分が口説けるようなストーリーで紙を作成せい!ということですね。

まだまだ、指摘されたことはありますが繰り返し言われてきたことはこんな感じです。

あぁ、学び多きファーストジョブ。。

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