30歳を過ぎても立ちはだかる筆記という壁
こんにちわ!トリ頭です!
今回は、新卒の頃にもありました筆記試験です!
こいつが転職にもあります!
避けられません!くぅー!
特にコンサル転職では結構なハードルでして、ここを突破しなくては話になりません。
なんか戦略コンサル目指す人ってブログとか見ると皆さん結構簡単に突破してるんですが、
僕には無理ゲーでした。
転職エージェントは「理系の院卒とか中学受験した人だと、あまり対策せずに突破するんですよねー」と言ってましたが、僕は落ちたところもかなりあり、すげー世界だなぁと思いました。
将来、子供ができて「どうして勉強しなくちゃいけないの?」と言われたら、
「おっさんになってまで算数ができないが故に面接も受けられない現実があるんやで。。」
と教えることでしょう。。
てなわけで、僕が実際に受けた各社のテスト形式とその対策を反省を踏まえてご紹介します。
種類多すぎいいい!
まず始めに、筆記試験てなんやねん?というところからですが、
超有名なSPIの他にもこの世の中には沢山の試験があります。
もはや試験業界の陰謀ですよ。
僕が新卒の頃ってこんなに種類あったかな?と思うくらいありました。
まずは全体観を把握する為にも、テストの種類を見てみましょう
テスト種別 | テストセンター | 自宅受験 | 企業受験 |
SPI | |||
玉手箱 | |||
TG-WEB | |||
その他 | |||
オリジナル | ー | ー |
はい、種類多すぎますね!
それぞれに応じて対策が必要になります!死ねます!
それぞれ簡単に出題内容をご紹介します。
SPI
→推論、基本的な算数、言語問題。その人のレベルに応じて出題内容が変化します。
よく「9割とらないと」とか記載がありますが、そもそも◯割とる試験ではありません。繰り返しますが、受験者の回答状況によって出題される問題が変わるので、偏差値による判定です。9割とるとかではなく問題の後半に非言語なら推論中心、言語なら長文中心の出題内容であれば偏差値が高いと判断できます。
玉手箱
→非言語は大きく、①四則演算・②図表の読み取り・③表の空欄の推測に別れて色々な組み合わせで出題されます。言語は①論理的読解、②趣旨判定、③趣旨把握とかです。
TG-WEB
→これも言語・非言語に別れて非言語は四則演算とSPI的な問題です。個々の問題の難易度は一番簡単ですがとにかく処理スピードが求められます。僕はこれが一番苦手でした。
その他
→経営共創基盤(IGPI)とかはベネッセが作成しているGPSという問題を出してきました。これの対策のためにGPSをGoogleで検索しても「位置情報システム」しか出てこなくて困りましたね。
また、アビームでは戦略部門でもCABの暗号問題が出題されました。
他にもATカーニーではVersantというスマホアプリを用いた英語の会話力テストもありました。
オリジナル
→ベインはオリジナルのペーパーテストです。GMAT形式の日本語版みたいなテストでした。他にも電通コンサルティングではSPIを元にしたペーパーテストが出題されました。四字熟語に含まれる漢数字の合計は?とかが出てきたので厳密にはSPIではないです。あくまでSPIぽいだけ。
[実体験]コンサル各社の出題状況はこれだ!(2018年度版)
それではコンサル各社がどのテストを採用しているかを見てみましょう!
これは毎年微妙に変わってるみたいです。
マッキンゼーなんかは18年度はオリジナルからSPIになったみたいですね。
転職エージェントによるとATカーニーもスマホアプリを用いた英語テストは18年からだそうです。
また、候補者の条件(職歴、学歴など)で筆記をパスできるなどもあるみたいです。
ですので、必ず最新の情報を転職エージェントから仕入れましょう。
「おい!あのファームがないぞ!」と思ったそこのあなた!
書類で落ちたんやで。。察してくれや。。
企業名称 | テスト種別 | テスト形式 | 備考 |
ボストンコンサルティンググループ | SPI | 自宅受験 | セミナー参加者は免除 |
ベイン・アンド・カンパニー | オリジナル | 企業受験・30分 | – |
アクセンチュア(戦略) | なし | – | 第二新卒はあり? |
ドリームインキュベータ | なし | – | – |
A.T.カーニー | 玉手箱+英語テスト | 自宅受験 | – |
アーサー・D・リトル | なし | – | – |
Strategy& | TG-WEB | テストセンター | – |
デロイト・トーマツ・コンサルティング | なし | – | 第二新卒はあり? |
経営共創基盤(IGPI) | GPS | 自宅受験 | 二次面接の前に受験 |
電通コンサルティング | SPI+ケース問題 | 企業受験 | ケースを記述式で回答 |
P&Eディレクションズ | なし | – | – |
フィールドマネージメント | なし | – | – |
三菱UFJリサーチ&コンサルティング | SPI | 自宅受験 | – |
アビームコンサルティング(戦略) | 玉手箱+CAB(暗号のみ) | 自宅受験 | 二次面接の前に受験 |
全ての対策は不可能!
はい!いい感じに各社、バラバラですね。
なので、見出しの通り全ての対策はほぼ不可能です。
基本的な方向としては自分の志望度が高いところから順に対策していきましょう。
どこかしらに受かればいいよ!って人もいると思います。
そんな人は基本のSPIから勉強して行って玉手箱をやれば大抵カバーできると思います。
話は変わりますがこの中で一番の難易度は僕的には
Strategy&です!!!!
ここはTG-WEB一本なんですが、とにかく高得点を取らないといけないです。
しかも、このファームは採用人数が少ないので、かなりの激戦です。
実際、エージェントからもBCGなどの他のファーム受かった人でもここは筆記でボコボコ落ちると脅されました。
オススメの対策法
いや、基本的に対策本はこの世に溢れてるし、色々なブログで紹介されてるので
それらをやればいいんだと思いますが、僕が思うに、
・対策本は複数やるべし!&異なる出版社のものをやるべし!
→SPIなら厚めの網羅的なもの一冊。薄めの繰り返し用を一冊。
あと思ったのは出版社が同じだと出てくる問題が基本同じです。
なので、異なる出版社のものをやりましょう。
・玉手箱、TG-WEBは対策本が少ないのでSPIノートの会をやるしかないが、
四則演算を一瞬でできるようにひたすらアウトプット練習をする。
→本当に時間との戦いです。TG-WEBとか絶対に解き終わらないんじゃないかというレベルでした。これはひたすら問題を決まった時間で解く練習をひたすらするしかないです。制限時間を本番の0.8掛けとかでひたすらアウトプットです。インプットではないです。
・事前に本番練習をつむ
→例えばSPIなら新卒用の模試がネットにあります。他にもリクルート系の企業など、第一志望に万全の状態で望むなら事前に練習企業を受けましょう。
・転職エージェント経由で受験者の情報をもらう
→これ超重要です。過去の受験者の情報で「こんなのが出ました」みたいなのが結構あります。
特にオリジナル問題とかだと問題が変わってないので過去情報はかなり有益です。
筆記試験落ちは後悔しかない!後悔しない為にも!
まぁ、そうは言っても落ちる時は落ちます。
というか全て受かる人っていなくね?
でも、超頑張ってケース対策や面接対策などをしてて筆記で落ちると死にたくなります。僕も死にたくなりました。
なので、「正しい対策方法で時間に余裕を持って対策する」これに尽きます。
例えば、筆記対策に2週間とか書類を出してから対策を始めるとか、それは東大卒とか京大卒の人たちです。普通の人は不可能です。時間が足りなすぎます。
僕は二ヶ月くらい勉強する時間を作りました。会社から帰って家の近くのファミレスでひたすらSPIの問題集を解き、公務員試験の本とかもやってました。
それでも数社落ちました。
変に余裕こかずに自分はアホだということを自覚することが第一歩じゃないでしょうか。
まぁそんな感じです。
以上です!
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