[読書]『薄っぺらいのに自信満々な人』 榎本博明 著 | 「一人でいられる力」の大切さ

読書

 

『薄っぺらいのに自信満々な人』どんな内容??

こんにちは!トリ頭です!

今回もGWでブックオフで大量買いした一冊。
タイトルと100円コーナーにあったので購入しました。

内容としてはタイトルのような人達の心理を社会心理学的な観点で考察しています。

大学や職場でイキっている人や、SNSで繋がり自慢などをする人達っていませんか?
そんな人達を色々な角度からdisるのが本書です。

お仕事本というかどちらかというと「最近の若者は〜」系の本でした。
筆者は高齢の方なんですかね?

僕の読書メモ | 『薄っぺらいのに自信満々な人』

*以下、読書メモ(本から引用抜粋)
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・つながる力より、一人でいられる力の方が、今強く求められるのではないかということ。そして、「できる人」ほど不安が強いということ。本書では、この2つの視点から、仕事力を高めるということについて、少し掘り下げてみたい。

・仕事の全体がまだ見えないうちは、もっと謙虚になって貪欲に吸収していかないと仕事力は身につかない。

・今こそ、コミュニケーション信仰や評価不安の実態を踏まえて、「一人でいられる力」の大切さを見直すときなのではないだろうか。

・多くの人が「自分は平均より上」だと思っている。
 →cf: 心理学者ダニングによるポジティブ・イリュージョン調査
・ほとんどの人が、自分は人並み以上に頑張っていると思い込んでいる。平均よりかなり努力が足りない人たちでさえも、自分は平均よりはマシだと思い込んでいる。だから、自分の処遇に納得がいかず、自分は報われていないといった不満をもつのである。

・能力の低い人は、ただ何かをする能力が低いだけでなく、自分の能力が低いことに気づく能力も低い

・まずは自分の能力の低さに気づくことがなければ改善しようと思うこともないわけだから、自分の能力の弱点についての自覚を持つことが成長の第一歩といえる。

・仕事ができるようになりたかったら、不安を感じるほどに物事を深く考える習慣を身につけなければならないということだ。

・相手の立場や要求を汲み取りながらうまく説得できる人物、立場の異なる相手とも理解し合い信頼関係を築くことができる人物がコミュ力が高いのである。

・楽観的で不安の少ない人には説明責任を意識させるのが効果的だ。説明責任を意識すると、緻密に考える習慣の乏しい人も、認識的動機が高まり、慎重に検討せざるを得なくなる。

・自分自身がヒューリスティック思考を取りがちだと思う人は、常に説明責任を意識するようにして、思考スタイルの修正を図りたい。

・市場経済が生む「商品としての人格」
・パーソナリティの市場的構えとしては、自分自身をあたかも商品のようにみなし、自分自身の価値を交換価値として体験することを指す。
 →cf:エーリッヒ・フロムの社会的性格理論と市場的性格(marketing character)
・現代は市場原理がアイデンティティを駆逐してしまった時代と言ってよいだろう。

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僕はこの部分が刺さった!

僕は前々から仕事のできる/できないは「想像力」だなと思っているのですが、
本書でも似たようなことが「不安」という言葉で出てきました。

つまり、物事に対して不安を感じる人はそれだけ物事を多面的に深く考えられる人だと。
ダメなやつは現状がダメであることすら認識できない、つまり危機察知能力が低いと言い換えていいんじゃないでしょうか。

この辺はこれまでの自分の考えが、そのまま出てきて「なるほどな〜」と思えました。

確かによく受験とかで「本番は全然できてなくて〜」とか言ってスルッと受かる人って結構この傾向があるんじゃないでしょうか。人よりも物事を慎重に捉えたり、深く考えるが故に自己評価が低くなるのではないかなと。


あとは、自身のパーソナリティ形成に市場原理が持ち込まれ、自分自身が商品化している傾向が強まっているというのも「そうだよね〜」という感じです。
人生100年、終身雇用崩壊とかが叫ばれてる昨今はこの意識がより身にしみます。。

ただ、一方でYouTuberとかを考えるに、黎明期は当人達は市場原理をド無視して「自分のやりたいことを動画で発信する」を地で行ってたので市場原理と真逆でしたが、だんだんと「ブランド人になる」という波と合流することで、YouTuberになって企業に縛られずに個人の名前で稼げる人になろうブームに成り果ててますよね。今は。

てことは、最初は市場原理なんて無視して始めたことが、ブームになるとそこにお金が紐付き市場原理の波に呑まれていくのが世の常なんですかね〜。

てことはてことは、後発組ほど誰かが作った市場原理の中で自分のパーソナリティとは?アイデンティティとは?で踊らされているってわけだ。

自分では主体的にパーソナリティ形成の為に活動してても、結局それって誰かが仕組んだ座組なんだよね、っていう皮肉な状況が生まれますね。

更に考えると、いわばパーソナリティ追求型人間を踊らせている人達はいつの時代もいるわけですが、その人たちは一体どこの誰なんでしょうか??という問題がありますね。

ん〜アカデミック。

以上です!本日はこんなところで!

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