こんにちは!トリ頭です!
本日はAmazon Prime readingで0円で読めるこちらの本を読了しました。
著者の尾原和啓さんはテック系の第一人者として有名ですよね。
なんでもマッキンゼーからキャリアをスタートして実に12社を渡り歩いたそうです。
一般のサラリーマンにはちょっと考えられない数字ですよね。
本書の中にも記載がありますが会社を変えるというよりプロジェクト単位で転職する意識だそうです。
僕は俗人なのでこの人の年収推移とかが気になってしまいます笑
僕の読書メモ | 『どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール』
*以下、読書メモ(本から引用抜粋)
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変化1:社会やビジネスが、いっそうインターネット化する
変化2:これから仕事で活躍できるのは、プロフェッショナルだけになる
変化3:会社と個人の関係が根底から変わる
・もしあなたが新しい職場に馴染みにくいと感じるとしたら、それは自分で勝手に「壁」をつくっているだけではないでしょうか。その「壁」を壊すのは簡単です。 ひたすら相手のためになることをギブし続けること。 これさえできれば、本当に「どこでも誰とでも」働けます。
・ネット時代にふさわしいのは、とにかくどんどん実行してみて、あとから軌道修正をはかるDCPAです。 より正確には、DC→DC→DC→DC→……とドゥとチェックを短期間で何度も繰り返して、とにかく答えを見つけること。求められているのは、できる限り速く(あるいは限られた期間内に) 結果を出すことだからです。
・自分に自信が持てないのは、自分の価値に気づいていないからです。世の中から見た自分の価値を知るには、労働市場に身を置いてみるのがいちばんです。つまり、最終的に転職するかどうかは別として、実際に転職活動をしてみれば、他社から見た自分の評価がわかります。
・コンサルタントは、自分で自分を律するだけでなく、 自分の仕事を自分の言葉でクライアントに説明できなければ成り立たない、というのがぼくの考えです。
・先輩からは「本当におれに聞く価値あるの?」「おれの時給、わかっているの?」と突っこまれるので、自分が「できること」と「できないこと」を分けて説明します。これは簡単そうに見えて、実はハードルが高い。やるべき仕事の全体がわかっていないと、足りない部分がわからないからです。
・マッキンゼー時代によく言っていたのは、お客様がビックリしすぎて鼻血を出すくらい、すごいアウトプットを出そうということです。クライアントの期待をいい意味で裏切って、どこかでワッと驚かさないと、リピートしていただけません。
・最初にお客様との間で何が目的で、何が制約条件なのかということをしっかり確認しておく必要があります。
・会議の終わりには、必ず誰が(責任者) 何を(アクション) いつまでに(締め切り) 実行するのかをリストアップした「アクションアイテム」をまとめます。
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僕はこの部分が刺さった!
お客様がビックリしすぎて鼻血を出すくらい、すごいアウトプットを出そうということ
ロジカルシンキングって曲者でして、ロジック一本でゴリゴリ考えるとある種お決まりのゴールに収斂していきます。頭が良い人達が合理的に考えれば考えるほど、その結果はほぼ同じ結果になります。
余談ですがこの辺がコンサル出身者が事業家として成功しないなんて批判の論拠によくなったりしますが、要はロジカルシンキングなんてただのツールの一つでしかなくてそれを意識した上で考えましょうねってことだと思います。
その上で、ぶっ飛んだ発想を「意識的に」行ってみたり、合理的とは真逆の非合理からあえて物事を見てみるステップが重要なんだなというのは非常に思いますね。
コンサルのケース面接でもそうですが、合理的に考えれば考えるほどクソつまらなチープな提案になりがちです。特に短い時間で考えたり、トップファームであればノータイムの会話形式で回答しなくてはいけない場合、この罠に嵌ります。
この罠を自覚しつつ、思考ステップに「この糞チープな打ち手を面白くするにはどうすればいいか?」これを挟み込むことが超重要だったりしますね。
この辺は思考の癖なので日頃からトレーニングしないと無意識レベルで発揮できません。
コンサルタントは、自分で自分を律するだけでなく、 自分の仕事を自分の言葉でクライアントに説明できなければ成り立たない、というのがぼくの考えです。
本書で随所に散見されるのが「プロフェッショナル」として生きていくことの重要性です。
「プロフェッショナル」は世の中では色々な解釈の仕方がありますが、本書では「professする人」、つまり「公言/宣言する人」としています。
これは「自分がどういうアウトプットを提供できる人物か」「自分はどういうことができる」ということをクライアントやメンバーに説明できる人物であるとしています。
コンサルタントはPJに掛かる全ての経費をクライアントに請求します。
交通費や残業代など稼働が発生したものは全てクライアントに要求するフィーに入れ込みます。
これはクライアントに対する説明責任の義務が一般的な会社員よりも強く発生すると言えます。なので、実際にそんな場面はないんですが例えば急にクライアントからなんでこんなにフィーが高いのかの説明を求められたとしても自信満々に説明できることが求められます。
これは弁護士や会計士などもそうなのですが、提供できるアウトプットに対して要求するフィーが適正かどうかの説明責任は例えパートナーではなくPJメンバーであったとしてもその思考を常に持って日々の業務に臨ことって重要だよなぁと思うわけです。
例えば転職活動中の面接で「あなたの強みは?」「あなたを採用する場合、弊社のメリットは?」みたいなことを色々な表現で聞かれることがありますが、この際にいかに自信満々に語れるかってかなり重要なわけです。
日本人は特にこの部分が苦手なんじゃないかなと思います。変に謙遜したりして自身がなさそうにするのはこのプロフェッショナルの業界においては特にNGです。
なので転職者だけでなく新卒においてもこの辺の論理構築は特に事前準備をしっかりして臨みたいですね。
以上、本日はこんなところです!
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